便利なことと危険との関わり

少し利用しない間に、銀行のATMが新しくなっていて、利用に困っている高齢者の姿などを見かけることがあります。昔はクレジットカードの利用でも、すぐに反映されることはなく、数日かかっていましたが今ではすぐに反映されています。また銀行の振り込みなどもスピードアップしていますし、コンビニなどでの公共料金の支払もすぐに情報が伝わっています。

これは世の中がインターネットを利用して情報の共有、反映がスピードアップしたことによってより正確な情報を共有することが出来るようになったからです。
とても便利になった社会ですが、見えないところでは常に危険と隣り合わせでもあります。
例えば公共料金の支払いがどこでも出来るようになったということは、どこからでも情報は流出する可能性があるということです。個人のモラルが一番重要なのですが、それ以外には悪意を持って情報を得ようと考える人がいることの脅威です。

企業や金融機関のサーバに侵入して、情報を得ることは簡単ではありませんが、実際にこのような事件は絶えることがありません。場合によっては国家レベルでの問題になっています。利便性が高まることと危険性は紙一重といったところではないでしょうか。情報の宝箱ともいえるサーバをいかに管理するか、また安全を持続することが出来るかはサーバエンジニアにかかっているところも少なくありません。
これからはサーバエンジニアに求められる知識も技術も高くなっていくと思いますし、その分需要も増えていくのではないかと考えられます。これからIT関係の資格を取得するのであれば、サーバエンジニアのように将来性の高い職種で考えてみるのも良いのではないかと思います。